Interview 02
※業務内容・所属部署は、取材当時のものです
国際輸送部1996年 / 2019年入社
- 新卒採用
- 事務系
- #ジョブカムバック
- #マネージャー
- #グローバル
- Q1
- ジョブカムバックの経緯を教えてください。
学生時代は1年間オーストラリアへ交換留学を経験するほど、英語が好き。その英語を活かせると思い、1996年学校卒業後、海外に拠点を持つNRSに就職しました。配属は海上コンテナを扱う海外支店を統括する部署でした。主に海外支店と本社をつなぐのが仕事で、資料を英語で作ったり、国際会議のアレンジをしたり。当時は社内に英語を話せる人が少なく、重宝されましたね。長女を出産するときは産休・育休を取り、その後に復帰。2009年に長男を出産するタイミングで退職しました。2019年長男が10歳を迎える頃、また働きたいなって。家庭に入っている頃でも、実はNRSで働いている同僚たちとは、連絡をとっていました。たまに、英語の翻訳を頼まれたりすることも。また働こうと職を探しているときに、戻って来たら?と声をかけていただきました。10年のブランクはあったのですが、復職し、退職する前に所属していたのと同じ部署であるNRSオーシャンロジスティクスリミテッドに配属されました。国際輸送を行う関連会社で、イギリスに本社を持っています。以前の同僚たちが健在で、心強かった。2020年1月に上司が海外に赴任することになり、管理職を打診され、日本支店長に就任しました。
- Q2
- 復職前と後のNRSに違いはありますか?
復職前と後では、人の数が増えましたね。規模が大きくなったのを実感しました。この10年で、英語を話す人が増えているのも新鮮でした。特別休暇や時短制度の導入、研修の種類が増えて、福利厚生が充実しているのもいいですね。以前から産休は取れたけれど、今は男性も気兼ねなく利用できて、いっそう社員を大切にする企業になったと思います。
- Q3
- 管理職としてのやりがいを教えてください。
会社が描く大きな絵に、社員一人ひとりの仕事に対するベクトルが向くように、アンテナを張っています。日本支店には30名程、海外には50名程のスタッフが所属しています。日本支店では、実務業務は各課の課長3人がチェックしてくれて、その課長たちと一緒に全体をまとめています。チームで目標を達成したり、問題を解決、結果が出せたときにやりがいを感じます。同じ目標を持つ仲間と作り上げる醍醐味。管理職となると、より広く会社の状態が理解できるので、いっそう達成感があります。これをみんなにも感じてほしい。だから、研修やスキルアップにつながる情報をこまめにチェックして伝えたり、働きやすい環境になるように意識してコミュニケーションを図るようにしたりしています。管理職としての私の仕事は、縁あって同じ会社、同じ部署で仕事仲間になった部下たちに、仕事の面白さを感じてもらうこと。社員が面白さを感じて仕事に取り組むことができたら、会社全体の収益にもつながっていくはずだと思っています。
- Q4
- 育児と仕事の両立のコツを教えてください。
復職する際に、家からNRSまで通勤時間が約1時間。だいぶ手が離れたとはいえ、長女は15歳、長男は10歳。往復2時間は大丈夫だろうか。それが最大のネックでした。慣れてしまえば、なんでもない距離。子どもたちが体調を崩したり、学校行事等でそばにいる必要があるときは、テレワークや時短制度等でフレキシブルな就業を利用しています。復職を決めた時から3年が経ち、今では子どもたちもいっそう手がかからなくなりました。私の次のフェーズへの挑戦に協力してくれて、主人も含め、家族には感謝をしています。
- Q5
- 今後の抱負を教えてください。
自分を育ててくれた会社に貢献したいと考えています。管理職となった私がすべきことは、部下に楽しい職場を提供し、働きやすい環境を作ること。私が10年のブランクを気にせず復職できたのは、信頼できる仲間がいたから。だから若手にも自分を信頼してほしい。信頼関係を築く努力をしながらチームを作っていきたいと思っています。