Interview 08
※業務内容・所属部署は、取材当時のものです
マルチモーダルトランスポート部2015年入社
- 新卒採用
- 事務系
- #ダイバーシティ
- #スキルアップ
- #産休・育休
- Q1
- 入社の経緯、仕事内容を教えてください。
ベトナムの高校を卒業後、来日。日本語学校を経て大学、大学院を卒業後、新卒でNRSへ入社しました。職業を選ぶうえでの条件は、いつか学んだことが故郷のベトナムに役に立つような仕事を、という点です。ベトナムは経済発展の途中で、現在高層の建物がどんどん建てられています。建築には危険物も扱われますが、ベトナムには化学品や危険物を規制する法律が確立されていません。生活に必須な化学品、危険物を一から勉強して、いつかベトナムでもそれに関わる仕事に就きたい。そんな時にNRSがベトナムで事業を拡大する、という話をお聞きして、私の思い描く将来とリンクすると考え、NRSを選びました。女性ですので、結婚や出産を経験する可能性もあります。子どもを持つ女性が働きやすい環境であるか、もチェックしました。入社後は1年間、全国の拠点で研修を受けた後、フォワーディング事業部に6年所属、現在はバルク物流事業部の国際複合課に勤務。タンクコンテナの輸出入や国内配送の手配等をしています。
- Q2
- 仕事のやりがいや醍醐味を感じる時は、どんなときですか?
最も注意すべきは、タンクコンテナをどうすればより安全に運び保管できるか。化学品、危険物は一種類ではなく、それぞれ特徴を持っています。こちらはプラスチック容器でいいが、こっちは鉄製容器でないと保管できないなど、化学品、危険物の性質に応じて、臨機応変に対応しなくてはなりません。だからこそ、貨物を無事に通関し先方に届けられたときは、ほっとします。私が手配したものが依頼先に届いて、現地で必要とされるものになる、と思うとうれしいですね。
- Q3
- NRSの魅力、会社のいいと思う制度を教えてください。
NRSは化学品、危険物の総合物流会社です。輸送だけではなく、保管や容器のメンテナンス、国際輸送に関わる通関業務など、すべてがNRSで学べます。そのため研修プログラムが豊富です。時間をかけて全国の部署を研修で回ることで、それぞれの拠点の特徴に触れられます。全体像が把握できるし希望を出せば異動も可能。海外へ1年間研修もできます。スキル・キャリアアップを求める人、勉強したい人にとっては、大きな魅力ですね。資格取得への手当も厚く、私は危険物取扱者の資格を取得しました。合格した際の受験費用は会社が負担。免許手当もつき、給料もアップしています。
- Q4
- 産休・育休制度を活用されています。育児と仕事の両立のコツを教えてください。
現在4歳の長女と、2歳の長男がいます。それぞれ1年の産休・育休をいただきました。部署内に産休を取っている先輩がいたので、取りやすかったです。ただ、一年のブランクを経ての職場復帰は、不安もありました。実際最初の2、3か月は周囲より遅れをとっているような気分に。でも周囲がチームでサポートしてくれるので、出産前の仕事量をこなせるようになりました。今は時短制度を利用しており、本来9時から18時までの就業時間を16時までにしてもらっています。仕事も育児も大事な私にとっては素晴らしい制度です。それでも育児と仕事の両立は大変です。子どもの体調は予測がつきません。NRSでは柔軟にテレワークを利用できます。時短やテレワークの制度を活用し、さらに育児は夫に、仕事はチームにサポートしてもらっています。
- Q5
- 今後の抱負を教えてください。
故郷のベトナムでも、2018年に現地法人を設立、2022年には倉庫が完成するなど、少しずつ動き始めています。いつか私も役に立ちたい。もっともっと化学品、危険物の知識や通関の手配、国際基準を勉強して、その日が来るのを待ちたいですね。